子どものむし歯予防は毎日の習慣から!歯医者がむし歯予防のコツを伝授
皆さんこんにちは。エスト天童歯科です。
子どものむし歯を予防するためには、毎日の歯磨きはもちろん、歯科医院でのプロフェッショナルケアも大切です。
お子さんのむし歯予防をご希望の方は、小児歯科を受診されることをおすすめします。
また、生活習慣を見直し、改善することで、より効率良くむし歯を予防できるようになります。
今回は、そんな生活習慣からアプローチする子どものむし歯予防について解説します。
むし歯予防にはコツがありますので、上手に知識を活用して賢く虫歯を予防しましょう。
子どものむし歯予防にはコツがあります
子どものむし歯予防を考えたときに、押さえていただきたいコツが3つあります。
- “ダラダラ食べ”や頻繁な間食を控えましょう!
- むし歯になりにくいお菓子・スイーツを選んでください
- 歯を磨くのは食事後30分経ってから!
お口に、食べ物や食べカス、甘いものがずっと入っていると、むし歯の原因菌であるミュータンス菌が活発に活動してしまいます。
しかし、食後すぐに歯を磨けば大丈夫!というわけでもありません。
保護者の方は、お子さんの健康に気を配りながら、自分のことや家のこと、やらなければならないことをたくさん抱えているかと思います。
「むし歯を予防するコツ」を押さえて、お子さんのむし歯を防いでください。
大人のむし歯予防にも使える知識なので、ぜひ覚えて実践しましょう。
むし歯予防のコツ1:“ダラダラ食べ”や頻繁な間食を控えましょう!
むし歯は、ミュータンス菌に代表されるむし歯菌の活動によって生じる病気です。
ミュータンス菌は糖質が大好物であり、お口の中が食べ物で汚れている時間が長いほど、その活動も活発化していきます。
ですから、ついついお子さんがやりがちな“ダラダラ食べ”はあまりおすすめできません。
もちろん、大人の方も時間を決めて間食をすることをおすすめします。
ダラダラ食べと、よく噛んで食事をすることは別です。
よく噛んで食事をすることはとても大切ですが、不必要に時間をかけてしまうのは良くないので気をつけましょう。
また、おやつ・間食の回数や時間が増えると、それだけむし歯菌も元気になってしまうので、注意しましょう。
むし歯予防のコツ2:むし歯になりにくいお菓子・スイーツを選んでください
むし歯菌は、甘い物であれば何でも好き、というわけではありません。
例えば、砂糖と同じくらい甘いキシリトールは、むし歯菌がエネルギー源とできないため、歯が溶けることはありません。
最近市販されているお菓子やスイーツには、人工甘味料や代用糖が用いられているものが増えてきました。
お子さんのお口の健康のために、普段から意識してむし歯になりにくい製品を選ぶようにしましょう。
ただし、キシリトールは体質によっておなかが緩くなってしまうこともあります。
過度に摂りすぎないように気を付けてください。
むし歯予防のコツ3:歯を磨くのは食事後30分経ってから!
毎食後、歯磨きをすることはとても重要ですが、食べ終わった直後にブラッシングするのはあまりおすすめできません。
なぜなら、食事の直後はお口の中が酸性に傾いており、歯の表面が溶けやすくなっています。
その状態で歯をゴシゴシと強く磨くと、エナメル質を傷つけるおそれがあります。
ですから、歯磨きを行うのは食後30分くらいが適したタイミングといえます。
食後30分後ぐらいを目安に、お子さんの歯磨き、仕上げ磨きを行ってください。
子どものむし歯予防はプロの力も遠慮なく借りる
日頃からできるむし歯予防のコツを3つ紹介しましたが、プロの力も遠慮なく借りて、お子さんのむし歯を予防してください。
- 仕上げ磨きができているか心配な方
- むし歯ができてしまったときにお子さんがスムーズに歯医者の治療が受けられるようにしたい方
歯のプロである歯科医も、歯科衛生士もお子さんのむし歯を予防するために歯医者でお待ちしております。
仕上げ磨きのコツをお伝えするブラッシング指導も、むし歯があるかないかのチェックも歯科医院なら可能です。
また、保護者の方のむし歯予防も、お子さんのむし歯予防につながります。
生まれたての赤ちゃんのお口にはむし歯菌はおらず、きょうだいや大人からむし歯が感染することを懸念しなければなりません。
親子で定期的に歯科医院に通い、プロの歯のクリーニングや定期検診を受けましょう。
家族みんなのお口がきれいになることが、お子さんのむし歯予防の上で大切です。
まとめ
子どものむし歯は、生活習慣を改めることで、より効率的に予防できるようになります。
今回ご紹介したこと以外にも、注意すべき習慣や習癖がありますので、気になる方は天童市のエスト天童歯科までご相談ください。
お子さんのお口のお悩みや疑問にお答えします。